1900年4月23日付 琉球新報記事 画像

○漁業者の行方不明

与那国島三百七十九番地平民後間加彌同三百三十二番地平民石嶺石戸同二百四十二番地平民入浜川松の三名漁業の為め昨年十二月七日同島字頓須川より刳舟に乗込み大洋を指して出発せしが今まで行衛不明。


○伝馬船の沈没

客月十四日与那国島寄留民碇西吉所有の伝馬船に玄米六十俵を積載し乗組員三名同島字並田港を出帆し石垣港へ向け進航中西表島近海に於て俄に逆風と相成進行自由ならざるに依り詮方なく一応並田港ヘ引返し順風を待たんとて舵を転じ該港を指して進行中港口を通り掛る際暗礁へ乗り上げ舩体微塵に破損し荷物も悉皆沈没せし処幸に乗込員一同無事上陸し荷物も玄米十二俵丈けは直に引揚げたる由に聞く。